スキマ時間に名言を読む

5分でちょっと賢くなれる名言考察

書を捨てよ、町へ出よう

f:id:megen:20190815182227j:plain

書を捨てよ、町へ出よう

(寺山修司)

サクッと紹介

こちらは、歌人で劇作家の寺山修司さんの名言です。

この言葉は、寺山さんの執筆された書籍、演劇や映画のタイトルとしても使われています。

しっかり考察

考えるだけでなく行動すること

書物を読むことは大切です。

今まで知らなかった多くの知識を得ることができます。

しかしながら、それだけでは得られないこともたくさんあります。

夢や理想を叶えるためには、現実という名の「町」へ飛び出さなければならないのです。

「書を捨てよ」というのは、けっして読書や勉強、考えることを否定しているわけではありません。

書物や自分の頭の中で考えるばかりではなく、行動することで見えてくる世界があるのだということを教えてくれているのです。

 

捨てることで新しい何かを掴める

この名言は、書を持ったまま町へ出るのではなく、書を「捨てよ」と言っています。

これは、自分の中の固定観念をいったん捨ててから、新たな世界へ身を投じるのが大切だということだと思います。

頭の中に凝り固まった考えが詰まっていると、なかなか新しい考え方を受け入れることができません。

まずは、その手に持ち続けている書を捨てることが、新しい何かを掴むためには必要なのではないでしょうか。

 

現代の書=スマートフォン

寺山修司さんが「書を捨てよ、町へ出よう」という言葉を生み出した当時、人々の主な情報の取得手段は書物であったはずです。

しかし、現代の情報化社会においては、「実物の書」よりもインターネットやSNSを介した「データの書」が主な情報源となっています。

つまり、この名言の「書」という部分は、単に「書物」ではなく、現代の主な情報取得媒体である「パソコン」「スマートフォン」に置き換えて考える必要があるでしょう。

 

実際にスマートフォンを捨てて町へ出ると、普段と同じ風景が全く違ったものに見えてきます。

近所に新しくできた店や季節ごとに咲き代わる道端の花など、今まで終始画面を見つめていた目を周りに向けるだけで、いろんな発見があります。

また、GPS機能を利用した地図や、電車やバスの乗り換え案内アプリを使わないで知らない場所に行くのが、思いのほか大変だと気づきます。

誰かとの待ち合わせの時間や場所の連絡も、事前にしっかり意思疎通しておく必要があるでしょう。

そのほかにも、きっと画面越しの世界では見つけられないものがたくさんあることに気づくはずです。

「万能の書」であるスマートフォンを手放すのは、簡単ではないかもしれませんが、それはとても良い刺激になります。

あなたも、たまにはスマホを持たずに町へ出かけてみてはいかがでしょうか?

 

ざっくりまとめ

  • 頭で考えるだけでなく行動することが大事。

  • 持っているものを捨てることで新しい何かを掴める。

  • 「スマホを捨てよ、町へ出よう」

 

参考

『書を捨てよ、町へ出よう』(著:寺山修司)